暑い夏!
赤ちゃんはどんな服装で寝かせてあげればいいのでしょうか?
赤ちゃんは月齢でかなり成長が違っています。月齢別に赤ちゃんが寝る時の夏の服装について詳しくご説明していきましょう。
また、注意点やパジャマ選びのポイントについても詳しくご説明していくのでしっかりと読んでみて下さい。
赤ちゃんが寝る時の夏の服装
夏に限ったことではないのですが、赤ちゃんの寝る時の服装は、赤ちゃんの月齢に合わせることが大切です。
月齢にあっていないと着替えをさせるのも大変になってしまいます。
夏場は着替えるタイミングも多くなってくるので月齢に合わせて考えてきましょう。
また、サイズも重要です。
あまりに窮屈だったり、大きすぎてブカブカになってしまったりしないように注意してあげましょう。
生後0ヶ月から生後3ヶ月
この時期は大人プラス1枚着せてあげましょう。
短肌着に長肌着のセットがおすすめです。
生後3ヶ月から生後6ヶ月
月齢でいうと生後3ヶ月から生後6ヶ月の時期の赤ちゃんです。ネンネをしている時期から寝返りをうち始めてお座りをする赤ちゃんもいる時期。
成長が著しい時期でもあるので、寝る時の服装も快適な服装にしてあげましょう。一般的な赤ちゃんのサイズは50から70となります。
この時期の赤ちゃんは、肌着で寝かせてあげましょう。
コンビ肌着1枚でも暑い夏であれば十分です。コンビ肌着というのは、上下がつながっていて股下部分でスナップボタンで留めることができる赤ちゃんの服になっています。前開きタイプとかぶりタイプがあって、前開きタイプは新生児期から使うことができますよ。
かぶりタイプは赤ちゃんの腰がしっかりしてきたら着せてあげましょう。
お着替えもかぶりタイプの方が簡単なので、おすすめです。コンビ肌着で寝かせる場合は、吸汗性や吸湿性が優れた綿100パーセントの素材を選んであげましょう。
赤ちゃんは汗っかきです。
汗をしっかりと吸収してくれる素材のものを選んで寝かせてあげましょう。
生後6ヶ月から生後12ヶ月
この時期はお座りやハイハイが上手になってくる時期でもあります。赤ちゃんの動きも活発になってくるので、寝るときも活発に寝返りをうって寝ています。
赤ちゃんの動きにフィットした、服装で寝かせてあげるようにして下さい。一般的な赤ちゃん服のサイズとして70から80が調度いいサイズでしょう。
あくまでも一般的なサイズなので赤ちゃんにフィットするサイズを選んであげて下さい。
この時期には、半袖のボディで寝かせてあげてもいいでしょう。夜中に何度も寝返りをうつ赤ちゃん、おなかが出てしまってはいけません。おなかをすっぽりと包んでくれるボディ肌着であれば安心です。
パジャマデビューしてもいいでしょう。
生後12ヶ月以降
生後12ヶ月以降は、1人でタッチをして歩き始める赤ちゃんもいます。動きはいよいよ活発になってくる時期です。
寝る時の服装も、パジャマに移行していってもいいでしょう。夏用の涼しい通気性のいい素材でできたパジャマがおすすめです。
天竺素材でできたパジャマは涼しくておすすめ。
上下が離れているセパレートタイプの方が着替えさせやすくなるので、セパレートタイプを選びましょう。
セパレートタイプのパジャマは、おなかが出てしまう心配が。
腹巻付きのパジャマであれば安心です。腹巻部分は伸縮性の優れたものでできているので、赤ちゃんも窮屈にならずに着てくれるでしょう。
赤ちゃんを夏に寝かせる時の注意点
夏は、寝る時でも汗をかく赤ちゃん。
着替えも十分用意しておいてあげましょう。室内でも熱中症への心配があります。
赤ちゃんは抵抗力が弱いので、体調が急変してしまうことがあるので十分注意してあげる必要があります。
寝る時は通気性のいい、涼しい素材を選んであげましょう。夏でも汗をかいていたら着替えさせてあげて下さい。
冷房が効きすぎていると寒くなってしまうことがあります。大人がちょうどいい室温で、おなかの部分にバスタオルなどかけてあげるようにして下さい。
赤ちゃんの夏のパジャマの種類や選び方
赤ちゃんの夏のパジャマとして色々な服があります。
短肌着・長肌着
新生児期から生後3ヶ月頃まで着られる服です。
袖が長いものを長肌着、短いものを短肌着といいます。
下の部分は、スカートのようになっていて、オムツ替えがしやすくなっているのが特徴です。
夏は、このセットで寝かせてあげることもできるでしょう。
コンビ肌着
上下がつながっている赤ちゃんの服です。股下部分にスナップボタンがついていてボタンを留めると赤ちゃんの体をすっぽりと包んでくれます。
上の部分は短肌着と長肌着と同じつくりになっているので肌着として使うことができるのです。
ボディスーツ
シャツとパンツがくっついているタイプの赤ちゃん服です。
股下部分にスナップボタンがついていてつなげると、夏に1枚で寝かせることができます。
コンビ肌着よりもおしりに沿う形になっているので、活発に動き回るようになった赤ちゃんのパジャマにおすすめです。
ロンパース
上下がつながった赤ちゃん服です。サイズ展開が豊富で1歳になった月齢の赤ちゃんでも着ることができます。
股下部分にスナップボタンがついているので、おなかが出ないので安心です。
暑い夏であればこれ1枚で寝てもいいでしょう。
カバーオール・ツーウェイオール
寝返りやハイハイができるようになると、おすすめの赤ちゃん服です。カバーオールは足までスナップボタンがついているので、つなぎとして着ることができます。
ツーウェイオールは、股下のスナップボタンのつけ方によってズボン型かスカート型としても使うことがきるのでパジャマとしても使えます。
セパレートパジャマ
上下が離れたパジャマも首がしっかりしてきたら使うことができます。
腹巻付きのパジャマであればおなかが出る心配がないのでおすすめです。
赤ちゃんの夏の肌着の種類や選び方
赤ちゃんの夏の肌着の種類には、短肌着、長肌着、コンビ肌着、ボディスーツ、ショートオール、セパレート肌着があります。
それぞれについてご説明していきましょう。
短肌着・長肌着
新生児から生後3ヶ月くらいまでに着ることができる肌着です。長肌着は短肌着に重ねて着せてあげましょう。
コンビ肌着
股下がスナップ留めなので、活発に動いてもはだけません。
前開きになっているのでネンネの時期におすすめの肌着。
ボディスーツ
赤ちゃんの体にフィットして動きやすい肌着になります。股下の部分でスナップボタンがついていて固定できます。
肌着のめくれあがってしまうことがありません。首がしっかりしたら、肩開きタイプもおすすめの肌着。
パジャマ代わりとして着せられるのでかなり使えるアイテムです。
ショートオール
赤ちゃんの体にフィットして動きやすいつくりになっています。股下の部分はスナップボタンで固定してあります。
首がしっかりとしたら、肩開きタイプに移行してもいいでしょう。
ショートオールもパジャマ代わりとして使えるので優秀アイテムです。
セパレート肌着
上下が別々になった肌着になっていて、男女の区別がでてきます。
保育園では、セパレート下着が指定されることがあるので保育園デビューを考えているなら用意しておく必要があるでしょう。
赤ちゃんの夏の肌着を選ぶのであれば通気性がよくて吸汗性の優れた綿100パーセントの素材を選んであげて下さい。
赤ちゃんはすぐに大きくなってしまうので、少し大きめを用意したいところではありますが、肌着はジャストサイズを選ぶようにしましょう。
伸縮性の優れた素材を選ぶようにすれば、長い間赤ちゃんもご機嫌で着てくれるでしょう。
おすすめ肌着
Carter’s ロンパース(Girl)
色が綺麗なロンパース。肌着として中に着ても良し。暖かい時は1枚でも良いと思います。色が合わせやすいロンパースとなっています。
Carter’s ロンパース(Girl)半袖
色も柄も可愛いロンパース。半袖で暖かかくなってきたら、肌着でも一枚だけでも使用できます。
ダブルジップ ロンパース
ダブルジップで着脱簡単!色もカラフルで可愛いくて、おしゃれです!
Annna Nicola 水玉ロンパース
水玉模様が可愛いロンパース。黒よりの模様の為、汚れが目立たなくおすすめです。
カラフル ロンパース
カラフルなクッキーが散りばめられたロンパース。色合いが可愛いですね!
スナップボタンのコンビ肌着
スナップホックになっていて着替えが超ラク!日本製のコンビ肌着です。パジャマとしても使える肌触りの良い生地を使っているので、着せやすくておすすめです。肌触りのやさしい日本製の肌着が欲しいですね。カラーバリエーションは、オフホワイト、クリーム、サックス、グリーン、オレンジ、ピンク、パープル、グレーバーダーです。
ヨット柄長袖ロンパース
かわいいヨット柄のロンパースです。綿100パーセントで赤ちゃんの肌にも優しくなっています。スナップボタンでラクラクお着替えできますよ。カラーバリエーションは、グレーとベージュの2種類になっています。春にぴったりの長袖ロンパースです。
ラ・モルフェ ボディスーツ
素材にもこだわり、縫い代も直接肌にあたらないようにしてあり、着心地もよさそうです。敏感肌のお子様むけの肌着です。日本製なのも安心ですね。
miki house ロンパース
フライス生地はやわらかく、年中使える素材なので持っていると重宝します。こちらも安心の日本製ですし、抗菌・抗ウィルス加工もしてあるという優れものです。
MARLMARL ボディスーツ
肌着にはみえないようなかわいらしいデザインです。この上にカーディガンを羽織ってもおしゃれに見えますね。襟は取り外しができるようですので、あわせるお洋服によって調整できます。贈り物にも喜ばれそうですね。
保育士・幼稚園教諭(専門家)からのコメント
佐藤 まなみ(Manami Sato)
『経歴』短期大学部幼児教育科卒業・私立幼稚園にて幼稚園教諭9年
『保有資格』保育士・幼稚園教諭第二種免許
コメント
室温を快適に保つために扇風機やクーラーを使っていいと思います。その際には、風が赤ちゃんに直接当たらないようにしてあげましょう。
月齢3か月未満は寝返りもできないので背中に汗をかきやすいです。汗取りパットを使用したり、肌着が濡れていたら寝起きやミルクの時に着替えをさせることがおすすめです。
寝返りがうてるようになると、お腹が出やすいので、股にボタンがついている肌着を着せてあげましょう。手足も活発に動かす時期です。お腹にかけたタオルケットがはだけてしまったりする場合は、薄手の長袖を着せたり、腹巻をつけてあげたりするといいかもしれません。
夏は寝ている間も汗をかきやすいので、吸湿性のある綿100パーセントの肌着やパジャマを着せてあげます。
セパレートタイプのパジャマには腹巻タイプのほかに、上の裾とズボンのウエストのところにボタンがついていて、お腹が出にくいようになっているパジャマもあります。
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