元気で可愛いらしい赤ちゃん!
気が付くと赤ちゃんのお腹が出ている!
そんな経験はありませんか?
赤ちゃんのお腹が出ないためにはどんなことに気をつけて、どんなお洋服を選んだらよいのでしょうか?
対処法についてご紹介します。
赤ちゃんにセパレートを着せるとお腹が出るのはなぜ?
生まれたばかりの赤ちゃんは眠っていることが多く、自分で体を大きく動かして何かをしたりすることはできません。赤ちゃんが動くことができなければ、着ているお洋服がずれてお腹が見てしまうようなことにはなりません。
赤ちゃんのお腹が出てしまうのは、赤ちゃんが活動的だということです。
しかし、赤ちゃんのお腹を冷やしてしまうと体が冷えたり、お腹が冷えて便秘になってしまったり体調不良の原因にもつながります。
お腹を出していると心配ですよね!
赤ちゃんは成長に伴い心身ともに発達し、様々なことができるようになります。赤ちゃんの成長過程で寝返りをうてるようになると、そろそろ赤ちゃんが動き始める時期に差しかかります。
赤ちゃんの動きに注目し、お腹が出てしまうポイントについてみていきましょう。
赤ちゃんの成長
赤ちゃんの成長は早いですよね。成長を楽しみながら、子育てしたいものです。
赤ちゃんは生後3ヶ月頃に首がすわりはじめ、生後4ヶ月頃には首すわりが完成します。また生後4ヶ月頃は、寝返りをうてるようになってきます。
生後6ヶ月頃になるとお座りの練習がはじまり、生後7ヶ月頃にはお座りができるようになってきます。生後7ヶ月頃が、赤ちゃんの体が動くようになってくる目安になるのではないでしょうか。
続いて生後8カ月頃には、ハイハイができる赤ちゃんもでてきます。生後9ヶ月頃には、つかまり立ちもはじまります。
この頃になると、一人遊びができるようになり活動的な赤ちゃんであればハイハイをしたり、つかまり立ちをしたりかなり活動的になってきます。
生後10カ月ころになると、つたい歩きもはじまります。
大人のすることを観察することができ、簡単な真似もできるようになります。生後12か月、1歳頃にはひとりあるきができるようになる赤ちゃんもでてきます。
目に付いた気になるものめがけて突進し、思ったように遊び散らかすようになります。自分で歩くことができ、やりたいことができるようになってくると体はかなり効くようになりお腹が出てしまう条件が整ってきます。
標準的な成長過程はこのような感じではないでしょうか。
動きが活発になると、怪我しないかも心配ですよね。赤ちゃんの周囲に怪我をするようなものがないか確認しましょう!
当然1歳以降はどんどんできることが増え、寝転がって遊んだり、階段を上ったり、ジャンプできるようになったり、、、活動の幅は増えていきます。
しかし、赤ちゃんの成長は身長や体重もそうですが、首がすわったり歩けるようになったりするのもかなり個人差があります。
早ければいいわけではなく、その子のペースで成長していきます。
成長が遅いだけなら、いずれ追いつくわけなので、何か他の問題がないかそのサインを見逃さないようにすることに注意を注ぎましょう。
赤ちゃんのお腹は出ないようにした方がいいのですが、出てしまうということは、しっかり動くことができ成長している証にもなります。
赤ちゃんに合わないお洋服
赤ちゃんのお腹が出てしまうのは、赤ちゃんが活動的だからという理由があります。
もう一つは、赤ちゃんが着ているお洋服が赤ちゃんに合っていないということが考えられます。
もちろん合っていても、お腹が出てしまうことはあると思います。
赤ちゃんの月齢や活動に合ったお洋服を選んで着せてあげれば、赤ちゃんのお腹が出てしまうのを防ぐことができる場合が多くあります。
例えば、月齢が低く活動的な赤ちゃんにセパレートタイプの肌着を着せ、赤ちゃんが激しく動けば赤ちゃんのお腹は出てしまう可能性が高くなります。
赤ちゃんのサイズよりも小さめのお洋服を着せれば、赤ちゃんのお腹は出やすくなります。
具体的には、着丈の短いもの、股上が浅めのズボン等が考えられます。他にもウエストサイズが大きめであれば、すぐにお腹は出てしまいます。
赤ちゃんのお腹が出ないようにするには?
赤ちゃんのお腹が出ないようにするには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?
当然ですが赤ちゃんの活動を制限することはできません。
気をつけなければいけないのは着せてあげるお洋服の選び方がポイントになります。
一番おすすめなのは、ロンパース肌着を着せてあげることです。
月齢にもよりますが、1歳半~2歳頃まで使用できるロンパース肌着を着せてあげることはできます。
月齢が高くなるとお股のスナップボタンを留めるのが面倒になってきますが、お腹はしっかりガードすることができます。
月齢が高い赤ちゃんでセパレートタイプの肌着を着せてあげる場合は、少し着丈の長いものを着せてあげましょう。ノースリーブやタンクトップであればワンサイズ大きめでもよいでしょう。
あわせて上に着るお洋服も着丈の長めのものを選んで着せてあげると、お腹は出にくくなります。
下にはくズボンで気をつけなければいけことは、股上が浅めのズボンを選ばないこと、サイズが小さめで股上が浅めになるものも同様です。
同じズボンの同じサイズであっても、股上が浅いものとそうでないものがあります。赤ちゃんのウエスト部分までしっかり覆ってくれるズボンを選びはかせてあげましょう。
ロールアップして履けるズボンであればワンサイズ大きめのものを選び、ロールアップしてはかせてあげましょう。
ワンサイズ上がると、股上のサイズも変わってきます。そしてズボンのウエストサイズも確認しましょう。
ほとんどのものはウエストにゴムが入っています。ウエストサイズを調整できるようになっているものであれば、赤ちゃんのサイズに調整してはかせてあげましょう。
調整機能が付いてないものであれば、ひと手間かかりますがお直ししてはかせてあげましょう。細身の赤ちゃんにインポートのお洋服を着せてあげたりする場合、サイズ感が違いウエストサイズがあわない場合もあります。
パジャマであれば、「腹巻付きのパジャマ」や「スリーパー」を活用しましょう。
お腹が出ないようにするには、お洋服でいろいろ工夫することができます。
しかし、ロンパース肌着を着せてあげた場合であっても、肌着の上がめくれ上げってしまえばお腹は冷えてしまいます。
セパレートタイプの肌着でも、着丈の長いものを着せてあげても赤ちゃんのお腹がポッコリしていてまくり上がりやすかったり、お洋服の素材でまくり上がりやすかったりする場合もあります。
赤ちゃんのお腹が出ないようにするには、お腹が出ないようなお洋服を選ぶ工夫と、最後はお母さんがお洋服をなおしてあげることが必要です。
赤ちゃんのお腹が出ないおすすめの服
伸縮性がありお洗濯にも強い、長く使えるロンパース肌着です。
赤ちゃんの成長具合にもよりますが、90サイズが着れるようになった赤ちゃんにおすすめです。
90サイズは2歳頃まで長く使用できるサイズなので、長持ちするロンパースを購入し長く使用できるコスパのよいお洋服になります。
mikihouse(ミキハウス)ロンパース肌着
PETIT BATEAU(プチバトー)ロンパース
腹巻付きパジャマ
就寝中におすすめの腹巻付きパジャマ。
腹巻部分があるのでお腹をしっかりガードしてくれ、お腹が出にくい構造になっています。股上が深いズボンと同じように、動いでもお洋服がめくれ上がることを防いでくれます。
さっと着るだけ!スリーパー
BMC JAPAN スリーパー 6重ガーゼ
- 【着脱が簡単】両脇、肩、股下には着脱簡単スナップボタン採用。簡単におむつ替えや肌着の着替えが可能
- 【こだわりの素材】コットン100%、ふんわり柔らか6重ガーゼ。寒いときは暖かさを逃がさない保温性、暑いときはしっかり汗を吸収する吸収性を発揮
- 【絶対に喜ばれる出産祝いギフト】毎日使うものだから、シンプルで飽きのこないデザイン、春夏秋冬オールシーズン、季節を選ばず利用できるので出産祝いにもオススメです
はぐまむ ベビースリーパー
「綿毛布」でできたスリーパー。
2way使用で「ベスト」・「ロンパース風」にも使用可能(裾にボタンがついているので、ロンパースのようにも着せらます)。裾のボタンのおかげで、裾上がりを防ぐことも可能です。
- 素材:綿100%
- サイズ展開:新生児~90cm前後
- その他ポイント:三河木綿で名高い愛知県蒲郡市の専用工場で製造。はぐまむの綿毛布は、贅沢な超長繊維綿で作られた天然繊維100%の製品。石油からできる化学繊維(アクリル、ポリエステル、フリースなど)とは異なり、どうしても毛羽が出やすくなります。洗濯回数を重ねると毛羽落ちが少なくなりますが、気になる場合は、たっぷりのお水で「ネットに入れず」単独洗いをして、毛羽を落とすようにしましょう。
ケラッタ イブル スリーパー ベビー 赤ちゃん ガーゼ
4重ガーゼタイプ
- 完全分離タイプで着脱も簡単:ケラッタのスリーパーは全てのスナップボタンを外すことで、表裏で分離が可能。寝かせたままで着脱可能
- めくれ防止のスナップボタン:股にもスナップボタンがついているので、バタバタと動き回ってもめくれ上がらず安心
- お洗濯も楽々:薄すぎず厚すぎない4重ガーゼ。ふんわりとした4重ガーゼの生地は、通気性抜群。暑い夏のクーラー冷え防止や、秋冬の防寒に、オールシーズン使える素材です。
- タグは肌に当たらない位置:デリケートなお肌のお子様が気にならないように、肌に当たらない外側にタグが付いています。外側につい付けた品質タグは、手で簡単に切り離すことができます。
お出かけ編!おしゃれなロンパース
助産師・看護師(専門家)からのコメント
上田 紀子(Noriko Ueda)
『経歴』2000年に短期大学卒業後、看護師、助産師、保健師として、大学病院や、クリニック、保育園、高齢者施設、健診センターに勤務。
コメント
かわいいお洋服を着せたいけど、赤ちゃんのお腹が出ると心配ですね。
おすすめはロンパースです。
トップスとボトムスがつながった服で、股下にスナップがあります。ロンパースを肌着としてきせておけば、直接お腹が出なくて安心です。パジャマは腹巻き付きのものが便利です。
私の子どもは、好きなキャラクターの腹巻きを3年は冬になると付けてます。赤ちゃんの運動の妨げにならなければ、大きめのシャツでお腹をおおうものや、パンツは、股上の深いタイプを選びましょう。
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