活動的なちゃん。
ハイハイしたり、つたい歩きをしたり、一生懸命にいたずらをしてまわる赤ちゃん。
お友達と走り回る赤ちゃん。
そんな赤ちゃんのズボンがすぐに脱げてしまう!
赤ちゃんのズボンが脱げないための対処法についてご紹介します。
赤ちゃんのズボンが脱げる時の対処法
元気な赤ちゃん、活動的で次から次へと動き回り目を離すことができません。
興味があるものに次々と関わっていき、次から次へといたずらします。
そんな赤ちゃんですが、活動中にズボンが脱げてしまうことはないでしょうか?
当然ですが、赤ちゃんが動くことができるようになったためズボンが脱げてしまいます。
赤ちゃんの行動を制限することはできません。
ですから、赤ちゃんのズボンが脱げないための対処が必要なのです。
赤ちゃんのズボンが脱げないための対処方法は、ポイントを抑えれば意外に簡単です。
具体的な対処についてみていきましょう。
赤ちゃんのズボンが脱げてしまう状況というのは、様々な場面が想定されます。
また、赤ちゃんにズボンをはかせなければ、脱げることはありません。
あまり気になるようでしたら、月齢にもよりますがロンパースやカバーオールのお洋服を着せてあげたり、サロペットのようなズボンが脱げない形状のお洋服を着せてあげるのもよいでしょう。
赤ちゃんのズボンが脱げてしまいそうな動きを、月齢ごとにみてみましょう。
生後6ヶ月頃からの赤ちゃんの動き
生後6ヶ月頃になるとお座りの練習がはじまり、生後7ヶ月頃にはお座りができるようになってきます。
生後8カ月頃には、ハイハイができる赤ちゃんもでてきます。
赤ちゃんのズボンが脱げてしまう心配は、早くてこのあたりではないでしょうか。
赤ちゃんの成長はかなり個人差があるものです。
すりばいやハイハイ一つにしても、その赤ちゃんの癖があったりもします。
左側だけでハイハイをする赤ちゃんがいたり、その反対に右側だけでハイハイをする赤ちゃんもいます。
大人が勝手に想像するのと同じように、体の動きを習得していくとは限りません。
サイズの合ったお洋服を着せてあげても、あまりズボンが脱げるようでしたらロンパースやカバーオールのお洋服を着せてあげる方がよいかもしれません。
もしくはブルマをはかせてあげたり、寒い時期であればおうちの中ではレギンスやレッグウォーマーなどをあわせてあげるのもよいでしょう。
また、レオタードのような形で足の部分がないサロペットのようなお洋服もあります。
赤ちゃんの様子をよく観察して、赤ちゃんにぴったりのお洋服を選んであげて下さい。
生10ヶ月頃からの赤ちゃんの動き
生後10カ月ころになると、つたい歩きもはじまります。
大人のすることを観察することができ簡単な真似もできるようになります。
生後12か月、1歳頃にはひとり歩きができるようになる赤ちゃんもでてきます。
この頃ズボンが脱げてしまう場合も同様に、ロンパースやカバーオールのお洋服を着せてあげる方がよいかもしれません。
もしくはブルマをはかせてあげたり、寒い時期であればおうちの中ではレギンスやレッグウォーマーなどをあわせてあげるのもよいでしょう。
また、レオタードのような形で足の部分がないサロペットのようなお洋服もあります。
ある程度しっかり歩ける赤ちゃんであれば、サロペットのズボンをはかせてあげると、ズボンが脱げてくることはありません。
赤ちゃん用のサスペンダーなどもあるので、赤ちゃんが嫌がる様子がなければ試してみるのもいいでしょう。
歩けるようになった頃の赤ちゃんの動き
一人歩きができるようになり、体の自由がかなり効くようになればサイズがあわないズボンであれば脱げやすくなってしまいます。
自分で歩くことができ、やりたいことができるようになってくると、体はかなり効くのでお腹が出てしまう条件が整ってきます。
この頃になるとズボンの脱げ方も激しくなり、紙オムツと一緒にズボンもさがりお尻がみえてしまっている赤ちゃんもいます。
この時期はロンパースやカバーオールを着用するのは実用的ではありません。
まずは、赤ちゃんのサイズに合ったズボンをはかせてあげることが大切です。
サロペットのズボンやサスペンダーを使いお腹が出ないように工夫してみるのもいいでしょう。
赤ちゃんが嫌がることもあるので、その時には無理強いせずに違う方法を考えて試してみましょう。
パジャマ
就寝時にズボンが下がってしまう場合は、腹巻が付いたパジャマやズボン、腹巻などを利用してズボンが下がらないように工夫しましょう。
月齢が大きくなれば赤ちゃんの動きもダイナミックになるため、朝起きるとズボンが下がりパジャマがめくれてしまっていることもよくあります。
腹巻や腹巻付きのパジャマを着せていても、場合によっては防ぐことができないこともあります。
熱くなってて自分でお腹を出してしまったりすることもあるでしょう。
その場合にはお腹が出てしまわないように冬は厚手、夏は薄手のスリーパーを着せてあげるとズボンが下がっていてもお腹が隠れた状態になります。
丈の長めのトップスを着せてあげるのも、同じようにお腹が出にくくなります。
赤ちゃんのズボンのサイズの選び方
赤ちゃんのズボンが脱げないために、どのようなことをポイントにしてズボンを選んであげたらいいのでしょうか。
サイズやお洋服の形状からズボン選びについてみていきます。
標準的な目安になる月齢ごとの赤ちゃんのサイズは、生後6ヶ月頃までは50~60サイズです。
生後6ヶ月から生後12ヶ月頃は、70~80サイズです。
生後12ヶ月から生後24ヶ月頃は、80~90サイズです。
しかし赤ちゃんの成長には個人差があり、標準的な月齢のサイズがあうとは限りません。
また、生後6ヶ月なのに70サイズや80サイズを着る場合もあります。
その時の季節に着るお洋服が丈が短いものであれば、大きめサイズのものを着る場合もあります。
更にインポートブランドのお洋服などの場合、サイズ感が大きめだったりします。
国内でつくられているお洋服であっても、ブランドによってサイズ感や作りが様々あります。
お洋服を選ぶ際には、このようなことを想定して購入しなければなりません。
体が細にも赤ちゃんの場合には、月齢に適した丁度よいサイズを着せてあげてもズボンであれば緩い場合もあります。
その時は調節機能が付いているお洋服であれば、ウエストゴムの緩さを調節してあげて下さい。
ズボンの内側をみてみると、ズボンのゴムを調整できるようになっています。
調整機能が付いていなくとも、ゴムの通っている辺りにゴムを引き出す穴が開いています。
そこからウエストゴムを引き出して調整してあげましょう。
何もついていない場合は、ズボンの内側のゴムのあたりをカットして穴をあけてウエストゴムを調整します。
カットする際に気をつけることは、カットする位置がズボンを履いている赤ちゃんの邪魔にならない場所かを考えることです。
大人のジャージなどもそうですが、大抵はおへそのあたりに紐などが付いています。
調整した後の処理も、赤ちゃんが遊んだり寝転がったりしたときに擦れていたくならないように処理しましょう。
裾が長い場合もロールアップしてはけないズボンであれば、裾上げ処理をしてあげて下さい。
ズボンを選ぶ際のポイントは、サイズの確認も重要ですがズボンの場合は股上の深さも重要になります。
大人であっても股上が浅いものであれば、ズボンは下がりやすくなります。
同じように赤ちゃんの履くズボンも股上が深めのものを選んであげましょう。
もしくは、ワンサイズ上のズボンであれば股上の深さが深くなります。
その際はロールアップできるデザインのズボンや、必要な場合はズボンの裾処理をしてあげて下さい。
あわせて着るトップスのお洋服も、丈が短いものであればズボンが下がった時にお腹が出やすくなります。
着丈が長めの肌着や、月齢によってはロンパース肌着を着せてあげるとよいでしょう。
大切なことは、赤ちゃんに合ったサイズのお洋服を着せてあげましょう。
ウエストゴムは、赤ちゃんに合ったサイズにしてあげましょう。
赤ちゃんに着せてあげるお洋服の構造は、股上が深いものを選んであげましょう。
赤ちゃんのズボンが脱げるのを気にしなくていいパジャマ
gelato pique(ジェラートピケ)、ベビモコSNOOPY JQD babyロンパースです。
お腹が出てしまう赤ちゃんに着せてあげましょう。
gelato pique(ジェラートピケ)
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ジェラートのような風合いが特長のベビモコ素材を使用したbabyロンパース。
前後にデザインされたロゴがとてもキュート。男の子も女の子もお使い頂けるので、ギフトにも喜ばれるアイテムです。
gelato pique(ジェラートピケ) もこもこパジャマ
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軽量かつふんわりと柔らかな風合いが特徴の、「gelato pique」ならではのモコモコ素材を使用しました。ふっくらとした厚みがあり、保温性にも優れています。
Combimini(コンビミニ)、森の動物たち腹巻き付きベビーパジャマ
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ミッキー&ミニー腹巻付きパジャマ2点セット
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mikihouse(ミキハウス)はらまき(フリー)
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プッチー&うさこ 折り返しできる『はらまき(フリー)』。伸縮性があるはらまき。
前側はプッチーとうさこのお顔。 後ろ側は車に乗ったプッチーとイチゴに乗ったうさこが 生地自体に編みこまれているので、とってもオシャレな仕上がりです。
二重仕立てになっていますが、内側が編み目のゆるい生地になっているので、 程よい厚みで年中使用でき、寝冷え対策にオススメです。
保育士・幼稚園教諭・認定ベビーシッター(専門家)からのコメント
戸張 彩子(Ayako Tobari)
『経歴』
- 洗足学園短期大学 幼児教育課卒業
- 短大卒業後、7年間私立幼稚園で勤務
- 幼稚園勤務中(旧姓:滑川彩子)に幼児教育に関する書籍(本タイトル「4歳の胸のうち」)を出版
- 現在は2人の子どもを育てながら認定ベビーシッターとして活動中
コメント
まさに大切なことは、《サイズの合った、動きやすい洋服》。
赤ちゃんに限らず、どの年齢の子どもたちにも言える事です。身体の使い方がまだ充分に理解出来ていない中で、子どもたちの動きを洋服が邪魔してしまうと、大きな事故に繋がりかねません。
「あっという間に大きくなるからワンサイズ大きめを買っておこう」
その気持ちも理解できますが、大きめを買うのであればサイズ直しは大切です。
また、サイズが合っていても固いジーンズ生地は下がってきてしまうなど、物によって様々。
日々成長して色んな事が出来るようになっていく時期なだけに、ストレッチ素材の動きやすいズボンを履かせてあげましょう。
松村 なつき(Natsuki Matsumura)
『経歴』認定こども園、保育所、小規模保育所で保育教諭として従事(7年)現在は、フリーライターとして活動中
『保有資格』保育士免許、幼稚園教諭第二種免許
コメント
赤ちゃんは、ズリバイやハイハイ、伝い歩き…と順に体を大きく使いながら、発達をしていきますよね。
全身を使っている分、どうしても衣類が乱れやすくなります。
そこで大切なのが衣類のサイズ感です。
大きすぎるとゆるくてもちろん脱げやすいですが、小さいと締め付けがきつくなったり、動きにくくなってしまいます。
脱げてしまった服で転倒や体を正しく使えずに、大きな怪我に繋がるため、成長や季節に応じてサイズのあった服装を選びましょう。
特に、ストレッチの効いた伸縮性のあるものが体にフィットして脱げやすくなるので、素材選びも心がけてくださいね。
また、ズボンの裾部分を少し捲ってあげると、自分の足に当たらず、脱げやすさも半減します。
ハイハイ、ズリバイの時期は、対処法を実践してもズボンが脱げやすいです。
衣類に乱れがないか、こまめに見てあげることも大切です。
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