新入学が近づくと、ランドセル購入の時期がやってきます。
「ランドセルのサブスクサービスってどうなの?」
「ラン活中だけど選び方に失敗しない方法とは」
「どんなランドセルが子どもに喜ばれるのかしら」
とお悩みではありませんか?
当記事では、ランドセルの定額制サブスクのサービス「Rands」を、メリットやデメリットも合わせて説明します。
お父さまやお母さまのランドセル選びに幅が広がり、子どもの笑顔が見られるでしょう。
ランドセルの平均単価について
日本かばん協会に所属しているランドセル工業会の調査結果では、2022年4月入学のランドセル平均価格は56,425円です。
55,000円以上のランドセルを購入する家庭は、全体の55%以上に上ります。
ランドセルの平均価格が上昇している理由は下記の通りです。
- 素材の高騰
- 以前のサイズよりも大型
- さまざまなデザインやカラーのモデルが増加
- 長く安心して使える丈夫で高価なモデルの人気が上昇
ランドセル購入者のうち全体の55%を祖父母が占めて、高額なランドセルを選択する傾向があります。
孫の喜ぶ顔が見たい気持ちの表れでしょう。
多くの家庭が選択する主流のランドセルは55,000円以上のモデルとされているため、現在は平均価格が上昇してきています。
「定額制サブスクRands」のサービス内容やシステム・料金は?
老舗メーカーのコクホー株式会社が運営する「Rands」は、日本初のランドセル定額制サブスクサービスです。
「もっと自由に気軽にランドセルを選べてもいいのでは?」という気持ちから、2023年2月15日にサービスがスタートしました。
Randsのサービス内容やシステム、料金を説明します。
サービス内容は約250種類から選べて交換ができる
Randsは今いちばん欲しいランドセルを約250種類から選択が可能です。
新入学の1年生には新品のランドセルが届きます。しかし、交換後は新品ではなく、お手入れされたランドセルでの提供です。
- ランドセルの使用後はプランに合った交換可能です
- 月額のプランでは、毎月ランドセルの交換可能です。
- 年額のプランでは、お得な金額でランドセルが年3回まで交換可能です。
気に入ったランドセルは買い取ることが可能です。さまざまなランドセルを使えるRandsは、子どもにとって魅力的なサービスでしょう。
システムの流れはカンタン
Randsは最初にプランの申し込みをして、ランドセルを選択して借ります。
届いたランドセルは、すべて除菌されていますので安心して使用可能です。
ランドセルの使用後は、プランに合わせて交換してみましょう。新たなランドセルの到着後は、7日以内に使用していたものを返却してください。
気軽に交換が可能ですので、Randsではお気に入りのランドセルが見つかるでしょう。
料金はバリュー・ベーシック・スペシャルプランの3つ
Randsのサブスクでの料金は全部で3つのプランがあります。
現在は初めの月が無料で利用できてお得です。
プラン名 | 料金 | 交換回数 |
バリュープラン | 2カ月目以降 990円(税込)/月 | 3カ月に1回交換 |
ベーシックプラン | 2カ月目以降 2,750円(税込)/月
年契約プラン 2,200円(税込)/月 |
1回/月
3回/年 |
スペシャルプラン | 2カ月目以降 3,850円(税込)/月
年契約プラン 3,080円(税込)/月 |
1回/月
3回/年 |
途中でプランの変更や月・年契約の変更も可能です。
Randsで子どもに合った最適なプランを選びましょう。
定額制サブスクRandsのメリット・デメリットは?
Randsのサブスクのサービスにはメリットとデメリットがあります。
子どものために使い勝手を把握しておきましょう。
以下にメリットとデメリットを説明します。
メリット
定期的に交換できるため、今一番好きなランドセルを使い続けられることがメリットです。
新入学の1年生は初回の配送で新品のランドセルを届けられます。子どもがランドセルを気に入ったら買い取ることも可能です。
低学年時に気に入ったランドセルでも、高学年時になると好みが変わることがあります。使い勝手があまりよくない場合もあるかもしれません。Randsのサブスクであれば、月ごとにランドセルを交換できるのでおすすめです。
デメリット
Randsはあらゆるブランドのランドセルを取り扱っているわけではありません。
運営会社であるコクホーブランドのランドセルのみ取り扱っていますので、他のメーカーやブランドを希望する場合はRandsのサブスクサービスの利用は向かないでしょう。
サブスクサービスは、ランドセルを通常で購入するより費用がかかってしまう可能性があります。
平均価格が56,425円のランドセルですが、一番安いバリュープランは6年間続けると70,290円かかるためです。
年契約では途中で解約すると解約金が必要になってしまいます。
コクホー以外のブランドを希望する場合やランドセルの購入費用を抑えたいならば、Randsのサブスクサービスを利用せずに通常購入するのがおすすめです。
「定額制サブスクRands」の主な取り扱いブランドは?
Randsで取り扱っている代表的なコクホーのブランドを3つ紹介します。
子どもと相談してお気に入りのランドセルを一緒に見つけてみましょう。
プリンセスプリンセスシリーズ
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女の子向けのプリンセスプリンセスシリーズは5つのブランドで展開中です。
職人が手掛けた技術の結晶といわれる、品質とデザインにこだわったプレミアムなランドセルとして知られています。
平均の価格帯より高めの設定です。
プリンセスプリンセスシリーズは以下の通りです。
- 「リトルアミュサッシュ」89,100円(税込)でブルートパーズ1色。ホワイトとネイビーのスペシャルカラーが大人っぽさを演出した特別なモデル
- 「リトルアミュ」84,700円(税込)で8色展開。レベルの高いドレスを感じさせる商品
- 「リトルリュミ」84,700円(税込)で8色展開。さりげないアクセサリーが宝石箱をイメージさせるようなデザイン
- 「リトルキュア」84,700円(税込)で8色展開。大人っぽさを感じるゴールドのパーツがワンランク上の演出している
- 「リトルピュア」63,800円(税込)で8色展開。リボンが目を引くかわいらしさとシンプルさで、ランドセルの内側にはアクセサリーやスイーツが描かれている
【ご参考】
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ユメイロ
男女兼用で本当に必要な機能だけが備わったこだわりのランドセルです。57,200円(税込)で11色展開しています。
カラーのバリエーションが多く、お気に入りのランドセルを見つけ出せるでしょう。
【ご参考】
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アンブロ
男の子向けのブランドであるアンブロは、イギリスのメーカーで世界的なサッカーブランドとして知られ、世界中の強豪チームや選手をサポートしています。
ランドセルは69,300円(税込)で6色の展開です。
丈夫な人工皮革を使用しアンブロのロゴが入った洗練されたデザインで、機能性が高く動きやすいモデルです。
【ご参考】
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「定額制サブスクRands」の良い点や懸念点を考察!
Randsの口コミや世論の反応は、良好な意見もあれば心配の声もあります。改めて考えを整理してみましょう!
「ランドセルたっっか!!」2022年の平均価格は”56,425円”。買ったはいいけど1年後に気に入らないことも。節約のプロとして、日本初となるランドセルのサブスク『 RandS 』がヤバすぎる。❶ 月額990円から利用できる ❷ 250種類から選び放題 ❸ 月1で交換できる 。しかも耳を疑う衝撃の特典があって… pic.twitter.com/3L1Rt1N387
— おた | お金×お得🍀 (@otter_pan88) February 27, 2023
日本初のランドセルのサブスク「RandS」がいいかも! 約250種類のランドセルから選び放題&月ごとに交換もできちゃうよ https://t.co/UJ9Lbsyc6L pic.twitter.com/lZ5d6n2ZTz
— みっち (@michi_and_michi) March 4, 2023
ランドセルのサブスク「RandS」を運営するのは新しく登場したスタートアップではなく、コクホー株式会社という昭和38年(1963年)から半世紀以上続くランドセル事業の老舗。製造元という圧倒的な強みがあるのでサブスクの費用構造は従来の事業PLで吸収できるのかもしれない。事業の相乗効果があるか。
— 石渡佑矢|いしわたゆうや (@ishiwata_YUYA) February 27, 2023
日本初ランドセルのサブスクサービス「RandS」が登場、月1回交換可能なプランも https://t.co/PaXP3MwF76
マトモに使う子どもなんていないからコストメタクソかかりそう— YSK (@poki_ta) February 17, 2023
②は、ずはり「価格」。RandSのベーシックプラン年契約の場合、月額2,200円。6年で158,400円。ランドセルの相場は5~7万円と言われているので、単純に比較すると割高。この価格差を「こどもの成長や嗜好の変化に合わせて交換できる」という価値で埋められるか(納得できるか)がポイント。
— 石渡佑矢|いしわたゆうや (@ishiwata_YUYA) February 27, 2023
良い点
- ランドセルは何年も使うとくたびれるが、定期的に交換すればずっとキレイな状態で使える
- 流行のランドセルを選び続けられる
- 低学年時と高学年時の好みが変わる可能性があり、成長とともに好みに合わせた選択ができる
悪い点(懸念点)
- ランドセルを交換するとずっと同じものを使わないので、思い入れがなくなってしまう
- 祖父母や両親がプレゼントしたときのランドセルを大切に使い続けてほしいという気持ちが伝わらない可能性がある
- メンテナンスする専門のスタッフがランドセルを除菌して管理しているとはいえ、衛生面が気になってしまう
- サブスクのプランによっては購入よりも割高になる可能性がある
世論の反応はテレビ放送やニュースメディアがRandsを紹介しています。
Randsのサブスクサービスは多くのメディアが取り上げているため、好評と考えてよいでしょう。
Randsのランドセルは傷ついても壊れても大丈夫?
ランドセルは通常の範囲内での使用では、汚れてしまったり傷がついてしまったりしても新たに費用が発生することはありません。
しかし、通常の使用を超えてしまった汚れや傷は、別途費用が発生する可能性があります。一般的な使い方でランドセルを扱っていれば多少の傷は気にする必要はありませんが、雑に扱って壊れてしまった場合は別途費用がかかる可能性もありますので注意しましょう。
できる限り大切に扱うのに越したことはありません。
まとめ
定額制サブスクRandsのサービスを説明しました。
以下の通りです。
- ランドセルの平均単価は56,425円
- Randsのサービス内容やシステム・料金について
- メリットとデメリット
- 主な取り扱いブランド
- 口コミや世論の反応
ラン活のひとつとしてRandsの利用を検討してみてください。何度もランドセルを選べる楽しみを経験してみましょう。
定額制サブスクRandsは「公式ホームページをチェック」