寒い冬が終わり、少し暖かくなり、春を感じられるようになりました。
冬の期間は寒くて外遊びが難しく、お子さまの遊ぶ場所に苦労されたパパ・ママも多いのではないでしょうか。
待ちに待った暖かい季節。春といえば暖かく過ごしやすいイメージがありますが、「春に3日の晴れなし」ということわざがあるように天気の変わりやすい季節でもあります。
気温の変化に体調を崩しやすい時期でもありますので、今回ご紹介する春服の種類や選び方をぜひ参考にしてみてくださいね。
春の天気の特徴
春の天気の特徴は、気温の変化が激しいことです。
冬の冷たい空気の名残があり、その空気と春の強い日光が混ざり合うことで、天気の変化が激しくなります。また「春一番」と言われる南よりの強い風が吹くこともあり、太陽が出ていても肌寒く感じる時もあります。
東京の平均気温は15度前後ですが、最低気温は一桁になることもあり、寒暖差が大きいことが分かるかと思います。
生後12ヶ月の特徴と服装
生後12ヶ月の服は、どのような服が良いのかしら?
12ヶ月ごろになるとつかまり立ちや少しずつ歩き始める子もいて、活動が活発になります。
ゴロゴロと動きまわり、スムーズにお着替えできないこともしばしば。
また離乳食も完了期・パクパク期となり、本格的に自分自身で食事をすることが増えてきます。しかしまだまだ上手く食べられず、食べこぼしも多く、1日に何度もお着替えすることも。
動きが出てきてお着替えが大変だと感じ始めたら、オムツをテープからパンツへ。
肌着は、ロンパースよりもセパレートタイプにすると、立ったままや座った状態で着脱できるようになり、着替えさせやすくなるかもしれません。
お子さまの状況に合った洋服の種類を選んでみてはいかがでしょうか。
生後12ヶ月の春服はどのような服装がおすすめ?
春の天気のよい日は暖かく、時には初夏の陽気になる日もあります。
一方で、急に強い風が吹き、肌寒く感じる日もあるように、春は天気が変わりやすい季節です。また朝や夕方、夜はぐっと冷え込むので、状況に応じて脱ぎ着しやすい服装にするのがよいでしょう。
※お住まいの地域の気候や、暖房の有無、お子さまの体型・成長などによっても異なります。
室内
半袖またはタンクトップの肌着(セパレートタイプ)+薄手の長袖+ズボン(長ズボンか七分丈)
暑くならないように、肌着+薄手の長袖を着せてあげましょう。
暖房が効いている部屋や動き回って活動量の多い時は、汗をかいていないか確認をし、必要に応じて調整をしてあげてください。子どもが暑がっている場合、半袖に着替えさせるか、ご自宅であればトップスを脱がせて半袖の下着姿で遊ばせてもよいでしょう。
外出
半袖の下着(セパレートタイプ)+薄手の長袖+ズボン(長ズボンか七分丈)
+羽織もの(カーディガン、ベスト、薄手のパーカー)+帽子
外出時は、室内での服装にプラスで羽織ものがあるとよいでしょう。カーディガンやベスト、薄手のパーカーでもOKです。
肌着はその日の気温に応じて、長袖・半袖・タンクトップと調整しても良いですが、迷った時は、半袖の肌着で問題ありません。
外出時は着替えの服装を何種類も持って行けないので、半袖の肌着を着せておいて、羽織もので調整するのも楽ですね。羽織ものは軽くてコンパクトになるものが、持ち運びに便利です。
また春は紫外線が強いと言われているため、外出時は帽子で紫外線対策を忘れないようにしましょう。
就寝時
半袖の肌着(セパレートタイプ)+薄手のパジャマ(長袖、長ズボン)
春の夜はまだまだ冷え込むので、薄手の長袖・長ズボンのパジャマがよいでしょう。寝返り等でパジャマがめくれてしまうこともあるので、腹巻きがついているタイプがおすすめです。腹巻きタイプがなければ、ズボンにトップスをINしてあげるのもよいですよ。
生後12ヶ月の春服の選び方や注意点
服を選ぶ際に注意点などはあるのでしょうか?
- 急な温度変化に対応できるように、羽織れるものを用意する
(ベスト、カーディガン、薄手のパーカー等。軽くコンパクトなものがあると持ち運びに便利) - 羽織ものはフードがないものを選ぶ
(ドアノブや遊具等に引っかかり転倒や怪我の原因になることがあるため) - パジャマは腹巻きが付いているタイプで、おなかを冷やさないようにしてあげる
- 紫外線対策で帽子を用意する
- つかまり立ちや歩きはじめの時期で転びやすいため、ひざが隠れる丈のズボンだと安心
- 取れやすいボタンや、リボン等の装飾がないものを選ぶ
(誤飲の危険性、怪我防止のため) - トップスは、手の甲が隠れない長さのものを選ぶ
(転んだときに手をつけるようにするため、また食事の時に汚れないようにするため) - 活動が活発になることもあるため、柔らかく動きやすい伸縮性のある素材を選ぶ
- 保育園に通う場合、保育士さんが1日に何度も着替えをさせるため、着脱しやすいセパレートタイプの洋服にし、トップスは頭が通しやすいように首元にスナップボタンがあるものだと着脱しやすくてよい
4月は保育園入園の時期で、保育園準備として薄手の長袖をたくさん購入する人が多くなります。店舗によっては品薄になることもあるようなので、気になった商品があればお早めに購入することをおすすめします。
生後12ヶ月の身長・体重・服のサイズの目安について
生後12ヶ月の服のサイズの目安は?
生後12ヶ月ごろは、70-80サイズが目安になります。しかし、この時期はまだまだ成長が著しくすぐサイズアウトしてしまうため、肌着などはやや大きめの90サイズでも良いでしょう。特にロンパース型の衣類であればやや大きめでも問題なく着ることができます。
またサイズ選びの際、ポイントとなるのが首周りの大きさです。製品によっては首周りが小さめに作られているものもあり、丈は問題なくても、首周りがきつくて着せにくくなる場合もあります。首元にスナップボタンがあり、着脱しやすいものを選ぶと良いでしょう。
ズボンはストレッチ性があるものを選ぶと良いです。サイズ表に記載の身長や体重に当てはまっていても、お子さまによって太ももの太さや足の長さも異なるため、ストレッチ性のものだと許容範囲が大きくなり、失敗することも少なくなります。
最後に、ロンパースとセパレートタイプでは同じサイズ表記でも、着たときの余裕が異なることもあります。特にセパレートタイプでは上下同じサイズを買っても上だけブカブカだったり、ズボンは太ももがきつかったりと、お子さまの体型や成長によっては上下バラバラのサイズになることもあります。
直接店舗へ買いに行ける際は、試着やサイズ合わせをして購入するのも良いでしょう。通販やネットで買う場合は、ストレッチ性のものやスナップボタンでサイズ感を調整できるものを選ぶのも1つの手です。
新しく春服を購入する際はすぐにサイズアウトしないようにやや大きめサイズを購入するのがおすすめですが、あまりにブカブカの服だと転倒等の原因にもなりますので、ご注意ください。
※あくまで目安となりますので、お子さまの体型に合ったものをお選びください
【生後12ヶ月】身長・体重の目安について
生後12ヶ月の身長・体重の目安は下記の通りです。個人差もありますので、ご参考までにご覧ください
【男の子】 | 身長(cm) | 体重(kg) |
---|---|---|
生後10ヶ月 | 68.4~77.4 | 7.34~10.59 |
生後11ヶ月 | 69.4~78.5 | 7.51~10.82 |
生後12ヶ月 | 70.3~79.6 | 7.68~11.04 |
【女の子】 | 身長(cm) | 体重(kg) |
---|---|---|
生後10ヶ月 | 66.5~75.6 | 6.86~10.06 |
生後11ヶ月 | 67.4~76.7 | 7.02~10.27 |
生後12ヶ月 | 68.3~77.8 | 7.16~10.48 |
引用:厚生労働省ホームページ
月齢による身体機能にも注目しましょう!
- 首すわり…生後3~4ヶ月頃
- 寝返り…生後4~6ヶ月頃
- 一人座り…生後7~9ヶ月頃
- ハイハイ…生後7~10ヶ月頃
- つかまり立ち…生後8~11ヶ月頃
- 一人歩き…生後12ヶ月(1歳)頃
身体機能の発達についても個人差が大きいため、目安となる月齢に出来なくても焦る必要はありません。赤ちゃんの身体の成長とあわせて、見守ってください。
生後12ヶ月のオススメ春服や肌着はこれ!
生後12ヶ月頃の春は、どのような服がオススメなのでしょうか?
トップス、ズボンセット
トップス
ボトムス
パジャマ
まとめ
天気が変わりやすく、朝夜は冷え込む季節の春。生後12ヶ月は、まだまだ「暑い、寒い」の主張がうまくできない時期でもあるので、お子さまの春のお洋服選びは難しいと感じるパパ・ママも少なくありません。
荷物が少し多くなってしまいますが、羽織れるものを持ち歩き、寒暖差の激しい季節を上手に乗り切ってくださいね。