子どもの服を選ぶとき、どんな服装にしたらいいのか、何を購入する必要があるのか、悩んでしまいますよね。特に季節の変わり目である春は、毎日何を着せようかと困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、2歳児の春服を選ぶポイントを解説していきます。
2歳児(サイズ90・95・100)の春服はどのような服装がおすすめ?
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2歳児の春服は、どのような服が良いのかしら?
2歳児の春服は、気温や天気によって、服装を決めるといいですよ。
春は最高気温と最低気温の差が激しく、朝や夕方は寒くても、昼間は暖かいという日も多くあります。そのため、1日の中でも体温調節できるような服装にするのがおすすめです。
まずは、最高気温別の服装をみていきましょう。
寒い時期 (最高気温15度以下) | 気温が15度以下になると、「寒い」と感じます。 長袖トレーナーや長ズボンを着たり、重ね着をしたりして暖かくします。屋外ではコートやジャンパーなどの上着が必要です。 |
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暑い時期 (最高気温25度以上) | 気温が25度以上になると、「暑い」と感じます。 半袖、半ズボンやスカートなどがいいでしょう。汗をよくかくので、汗を吸いやすい素材にしたり、肌着を着ることも大切です。 |
気温差が激しい時期 (最高気温20~24度) | 気温によって、半袖か長袖かを選びます。その上で、生地の厚さや素材、上着の有無などを判断します。 また、天気によっても感じ方が変わります。気温24度でも、雨が降ったり風が強かったりすると、肌寒く感じます。逆に気温20度でも、快晴の日には暑さを感じるときもあります。 気温だけで判断できないときには、天気も合わせてチェックしましょう。 |
その日の天気予報を確認したり、実際に窓を開けて外の様子を確かめたりして、服装を選ぶといいですね。
次に、場所別の服装をみてみましょう。
室内
室内では、「肌着+長袖Tシャツor薄手のトレーナー+長ズボン」の組み合わせがおすすめです。
上記の通り、春は朝夕と昼間の気温差が激しい日が多くあります。朝は寒いからと厚手の服を着せてしまいがちですが、昼間暑くなり、汗をかいて冷えてしまうと、体調を崩すことにもつながります。
そのため、着脱して調整できるようにするために、厚手の服ではなく、薄手の服を重ね着するといいでしょう。
薄手の長袖Tシャツやカットソーに、半袖Tシャツやベストを重ねるのもおすすめです。重ねても袖がゴワゴワしないので、手洗いなどのときにも腕まくりがしやすく、腕の動きを妨げません。
外出
外出時には、室内の服装の上に薄手のアウターを着用しましょう。カーディガンやパーカー、ウィンドブレーカーなどがおすすめです。暑くなったら脱ぎやすいものにするといいですよ。
ただし、保育園に通園している場合や公園などで遊ぶときは、パーカーのフードやひもがついているもの、着丈が長いものなどは、遊具や柵に引っかかって危険です。付け外しができるものや、体型に合ったものを選びましょう。
就寝時
寝るときには、薄手の長袖・長ズボンのパジャマを選ぶといいですよ。子どもは汗っかきなので、寝ている間もかなりの量の汗をかきます。汗を吸いやすいように、吸水性の高い生地のパジャマがおすすめです。
寝冷えが心配なときには、パジャマの上にガーゼ素材のスリーパーを重ねるのもいいですよ。冬用のフリース素材のスリーパーでは暑くなってしまうので、必ず薄手のものにしましょう。お腹が冷えないように、ズボンに腹巻がついているパジャマを選ぶのもいいですね。
2歳児(サイズ90・95・100)の春服の選び方や注意点
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服を選ぶ際に注意点などはあるのでしょうか?
ここまででお伝えしてきた通り、2歳児の春服は薄手のものを選ぶことが重要です。そこで、素材以外にも、春服を選ぶときのポイントがあるので紹介します。
動きやすいもの
2歳児は運動量が増え、1歳児のときには難しかった、走ったり跳んだりができるようになるなど、とても活発に動き回ります。春になって暖かくなり、屋外で遊んだり活動したりすることも増えるでしょう。
そのため、動きやすい服を選ぶことが重要です。ストレッチ素材のものがおすすめですよ。子どもの動きを、邪魔しないような服装にしてあげたいですね。
安全性の高い服(シンプルな服)
フードやひも、大きなリボンやフリルなどの飾りがついた服も避けましょう。遊具やフェンス、ドアノブなどに引っかかると、首を絞めつけてしまったり転んだりして、ケガの原因になります。
保育園によっては、安全のため、フードや飾りがついた服は禁止されている園もあります。そのため、あまり飾りがついていない、シンプルな服を選ぶといいですね。中には、フードや飾りが取り外せたり、中にしまえたりする服もあるので、着ていく場所や遊びの内容によって選んでみてくださいね。
子どもが自分で着脱しやすい服
2歳児になると、少しずつ自分でできることも増えてきます。「自分でやりたい!」「お母さんはしないで!」と、自分でしたい気持ちを主張する子もいるでしょう。
春になり、冬の厚手の服から着替えやすい薄手の服に変わり、自分で服を着る練習を始めるのに最適な時期です。子どもが自分で脱ぎ着しやすい服を選び、子どものやりたい気持ちを、満たしてあげられるようにしましょう。
ボタンがない頭から被る服や、ウエストがゴムのズボンなどがいいですね。また、服のサイズが大きすぎても小さすぎても、脱ぎ着が難しくなってしまいます。今のその子に合ったサイズのものを、選ぶことも大事です。
2歳児(サイズ90・95・100)の服のサイズの目安について
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2歳児の服のサイズの目安は?
子どもの服を買うときには、サイズ選びが重要です。しかし、子どもはすぐに大きくなるからと大きめのサイズにすると大きすぎたり、逆にぴったりだとすぐに小さくなってしまったりと、ちょうどいいサイズの服を買うのは難しいですよね。
そこで、子ども服を購入するときの、サイズ選びのポイントを紹介します。
まずは、子ども服のサイズの目安を見てみましょう。
子ども服のサイズ(90・95・100)の目安
サイズ(cm) | 90 | 95 | 100 |
---|---|---|---|
年齢 | 2歳 | 3歳 | 4歳 |
身長(cm) | 85~95 | 90~95 | 95~105 |
体重(kg) | 13~15 | 14~16 | 16~18 |
このように、サイズによって大体の目安の年齢・身長・体重があります。
しかし、「2歳だから90cmのサイズにしなければいけない」ということはありません。同じ2歳児でも、体型には大きな個人差があるからです。年齢よりも、身長や体重を参考にするといいでしょう。
アイテム別サイズ選びのポイント
子ども服のアイテムによっても、サイズの選び方が変わってきます。それぞれ、どのようなことに注意して選んだらいいのか、アイテムごとにみてみましょう。
トップス
トップス(Tシャツ・カットソー・トレーナーなど)は、少し大きめのサイズでも大丈夫です。流行の「オーバーサイズ」などの大きめのデザインは、普段通りのサイズがいいでしょう。
着丈が長すぎると、トイレトレーニングの際に裾をまくる必要があるので、あまり長くないものがおすすめです。
また、サイズを上げると袖が長いことが多いので、袖をまくりやすいデザインや、袖口にゴムが入っているものがいいですよ。
ボトムス
ボトムス(ズボン・スカートなど)は、ぴったりめのサイズがおすすめです。ウエストが大きいとずれ落ちたり、裾が長いと踏んで転び、ケガにつながってしまったりします。
大きめのサイズを購入したい場合や、サイズをウエストに合わせると裾が長い、という場合は、ワンサイズ上の七分丈ズボンがおすすめです。今はちょうどよい長さのズボンとして履け、翌年には七分丈ズボンとして履けますよ。
アウター
アウターは少し大きめのサイズでも大丈夫でしょう。トップスと同様に、袖口がリブ素材や、ゴムが入っているデザインにすると、袖がだらんと長くならないのでおすすめです。
2歳児(サイズ90・95・100)のオススメ春服はこれ!
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2歳頃の春は、どのような服がオススメなのでしょうか?
ここまでで2歳児の春服の選び方について解説してきました。それでは実際に、2歳児におすすめの春服を見てみましょう。
無地 スウェットトレーナー
ブランド名:devirock(デビロック)
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薄手のスウェットトレーナーです。生地が裏毛でしっかりしているので、肌寒い日にもぴったりです。ゆるめのシルエットですが大きすぎることはないので、普段通りのサイズでも大丈夫ですよ。
ウルトラストレッチパンツ
ブランド名:devirock(デビロック)
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ストレッチ素材の長ズボンです。立ったり座ったり走ったりしても、子どもの動きを邪魔しません。ウエストは太めの総ゴムで、自分で着脱しやすくなっています。カラーが豊富なので、子どもの好きな色がきっと見つかります。
ウィンドブレーカー
ブランド名:petitmain(プティマイン)
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バイカラーのウィンドブレーカーです。風を通しにくく、暑くなって脱いでも、小さくまとめられるので便利です。フードはしまえるようになっているので、保育園や公園でも安心して着用できます。撥水加工がされているので、突然の雨でも安心ですよ。
まとめ
今回は、2歳児におすすめの春服について、解説しました。
選ぶときのポイントは、
- 薄手のものにする
- 寒いときには、重ね着をして調節する
- 子どもが動きやすいものにする
- 子どもが自分で着脱しやすいものにする
ということです。
暖かくなる季節を感じながら、子どもと一緒にファッションを楽しみましょう!
保育士からのコメント
石田 眞(Jin Ishida)
![](https://enjoylibrary.com/wp-content/uploads/2024/11/石田眞_Ishida-Makoto-1024x1024.jpg)
保有資格:保育士免許・幼稚園教諭第二種免許
自己紹介:7年間、保育士として子どもと関わってきました。現在は保育から離れていますが、インスタグラムで子育ての情報発信や、AIを活用した絵本の作成、出版を行ってます。
コメント
2歳児の服のポイントは「調節」と「着脱」。2歳になると行動もどんどん活発になってきます。
活動に合わせて体温調節できるよう重ね着がおすすめです。
子どもの体温はすぐに上がるので、さっと脱げるってとても大事なことなんです。また、「自分で」やりたくなるのもこの時期の特徴です。
子どもの「やってみたい」という気持ちにこたえられるような服を選んであげたいです。無地の服もかわいいですが、自分で着やすいという面では前面にプリントのあるものが良いかなと思います。
ここで紹介されている服はこの両方のポイントをしっかり押さえられています。特にpetitmain(プティマイン)のお洋服は我が家でもよく購入しているのでおすすめです!