保育園では、上下が離れているタイプのセパレートタイプの肌着がいいと聞いたことがありませんか?
保育園では、ある理由から肌着はセパレートタイプが推奨されています。
保育園での肌着や服装について季節に応じてどんな服装がいいのかまとめました。保育園での1年を通して、用意しておく服装の参考にしてみて下さい。
おすすめのセパレート肌着も具体的にご紹介していくので参考にしてみましょう。
保育園はセパレート肌着が推奨されている?
保育園では、上下が離れているセパレート肌着が推奨されています。これは、トイレトレーニングとの関係が大きくなっているのです。
保育園では、1歳児クラスからトイレトレーニングが開始されます。自分でズボンを脱いで、トイレにいってトイレに座って排泄をして、ズボンとパンツを履いてという一連のトレーニングをしているのです。
自分でズボンを脱ぐところからトレーニングは始まります。
ズボンの着脱ができることの練習を保育士さんと一緒にしていくので、肌着はセパレート肌着である必要があります。
上下がくっついているロンパースタイプは、自分で着脱の練習ができません。ロンパース肌着は、トイレトレーニング開始から卒業としている保育園が少なくないので覚えておきましょう。
保育園の服装
保育園の服装には、保育園特有の決まりがある場合が多く存在します。例えば、フードがついていたり、紐がついているタイプの服はNGです。これは、保育園に通う子供の安全を考慮したためです。フードや紐は遊具にひっかかける可能性があるので大変危険なのでNGです。
保育園の服装では、シンプルな服装を選びましょう。また、保育園の服は自分で管理することが多くなってきます。月齢が上がってくると、自分で自分のロッカーに持っていってかばんに着替えを入れるという作業をします。
子供が服を管理することになるので、必ず記名をしておくようにしましょう。時々子供の服が迷子になってしまうこともあります。記名しておけばいつかは戻ってくるので、分かりやすい場所にはっきりと記名しておくようにしましょう。
また、保育園には大切な服はおすすめできません。贈り物のお気に入りの服であったり、高価な服は保育園では不向きです。無くなってもそこまで辛くないような服を持って行くようにしておきましょう。
春秋の服装
保育園の春秋の服装では、肌着は薄手のランニングか半袖の肌着を着ます。その上に長袖のティーシャツを着ましょう。ズボンは、裏起毛のものはおすすめできません。動きやすい伸縮性の優れたズボンで、自分で着脱しやすいズボンを選んであげましょう。子供はすぐに動き回ると汗をかいてしまいます。薄着で過ごすようにしましょう。春や秋で暖かいと思う日には半袖で過ごしても大丈夫です。
夏の服装
保育園の夏の服装は、通気性と吸汗性の優れた涼しい素材の服を用意しましょう。半袖のティーシャツに半ズボンがおすすめです.保育園によっては肌着は着せず、ティーシャツを小まめに着替える場合もあります。夏は暑いので、通気性がいい服を選んであげましょう。
冬の服装
保育園の冬の服装は、長袖のティーシャツかトレーナーに長ズボン、中には半袖の肌着かランニングを着せましょう。冬は寒いので、ヒートテックや裏起毛といった暖かい素材を着せてあげたくなるかも知れませんが保育園では不向きです。子供は大変暑がりなので、ヒートテックや裏起毛はすぐに汗をかいてしまう可能性があります。汗をかいてしまうと冷えて風邪をひいてしまうこともあるので、薄着を心がけましょう。大人マイナス1枚が推奨されています。防寒着としてはベストがおすすめです。ダウンやコートといった長袖の暖かいものは、動きにくいのでNGです。ベストは手を思い切り動かすことができるので、保育園の防寒着としておすすめです。紐やフードがついたものはNGになっているので、ベストでも薄手でシンプルなベストを選ぶようにしましょう。
保育園の服装や肌着のポイント
保育園の服装や肌着にポイントは、「薄着」となります。
保育園では、体を思いっきり動かして遊んだり、部屋でも子供達がたくさんいるので熱気でムンムンしています。暑い格好をしていると汗をかいてしまうので薄着を心がけましょう。
あまりにも心配な時は保育士さんに相談してみて下さい。子供は、とても暑がりなので大人が「寒いかな?」と思っていても平気なことが多いでしょう。
肌着でヒートテックや裏起毛、長袖はおすすめできません。綿100パーセントで通気性がいい肌着を選ぶようにしましょう。
おすすめのセパレート肌着
ラ・モルフェ・ベビー肌着
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安全性と肌触りを考えて作られた肌着です。肌着にはかぶれの原因になる繊維加工剤があります。これらの刺激物質を限りなくゼロにした肌着です。1つ1つにパッチテストを行い、安全性と肌触りを追求した肌着です。着心地のよさも追求していて、肌に直接当たる部分は外縫い加工をほどこしています。外縫い加工ができない部分はフラットシーマを採用して着心地のよさを追求しています。安心の日本製で生地は愛知県、製法工場は島根県で作られているのです。同色2枚組みの商品でサイズ展開は70センチ80センチ90センチ100センチ110センチになっています。カラーバリエーションは、ホワイト・ピンク・サックス・クリームです。
綿100% 肌着
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着替えの回数が多い時期に何枚あっても助かる肌着!全開きでお着替えも簡単。また綿100%で肌触り、通気性も良く、汗の吸収にも優れています。
pupo半袖シャツ
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半袖丸首ティーシャツです。サイズ展開は80センチm90センチ95センチになっています。生地にはレールメッシュニットが使われています。綿100パーセントとなります。カラーバリエーションは、ホワイト、アイボリー、ピンク、ブルー、グリーンの5色です。安心の日本製です。網目模様で可愛いレールメッシュニットになっているので大変キュート。吸水性も優れているので保育園肌着におすすめです。保育園に持って行きやすいお名前タグ付き!縫製糸にも綿100パーセントのこだわりがあります。
PUPOランニング肌着
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タンクトップ肌着1枚です。サイズ展開は、80センチm90センチ95センチになっています。生地はフライスで綿100パーセントです。カラーバリエーションは、ホワイトとグレーの2色展開!安心の日本製となります。肌触りがいい綿100パーセントなので肌に優しい素材で汗の吸収も抜群です。赤ちゃんが着ても肌を傷つける心配のない外縫い加工です。保育園に通うならお名前付きはポイントが高いですね。糸も綿100パーセントでこだわっています。
ロンパース(半袖・長袖)
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Carter’sのボディースーツ!スナップボタンでお着替え簡単。下着でもアウターでもどちらでも大丈夫です。
ミッフィー肌着
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大人気の「miffy(ミッフィー)」から短肌着が登場!ミッフィーちゃんの総柄プリントからワンポイントまでそれぞれ違う柄やカラーのかわいいデザイン。肌着としてだけでなく、暑い夏なら1枚でもいいでしょう。子どもに大人気の「miffy(ミッフィー)」ちゃんデザインの新生児肌着です。オーガニックだから、生まれたばかりの赤ちゃんのお肌に優しくなっています。洗い上がりもふんわりして気持ちいい。出産準備のお客様にオススメです。
mikihouse ロンパース
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一年中いつでも快適に着られるフライス素材の半袖ロンパース肌着。短肌着・コンビ肌着を卒業したら、ボディシャツ・ロンパース肌着が便利です。かぶり仕様になっていて、首が座ったら試してみて下さい。股下はスナップボタンで簡単に留められます。胸元の刺繍は肌にやさしい熱転写刺繍仕上げになっているので赤ちゃんの敏感な肌にも安心です。表に糸が出ない作りでチクチクしません。吸水性・耐久性にすぐれた素材を使っているので暑い夏にピッタリです。
給水速乾 前開きボディ肌着
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フライス編みになっているので敏感な赤ちゃんの肌にも優しくなっていて安心です。前開きになっているので新生児期から使うことができます。綿100パーセントの2枚組みのボディ肌着です。何回洗濯してもへたる心配はありません。股下にスナップボタンがついていて、オムツ替えもラクラクです。暑い夏はこれ1枚で十分です。
プチバトーボディ(半袖)
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デザインがキュートな半袖ボディ3枚セットです。「第二の肌」といわれる柔かく肌触りの1×1リブ編み素材を使ったボディは、ベビーに毎日着せたいアイテム!肩の部分がダブルになったいるUSスリーブになっていて、衿もとが大きく開き、お着替えも簡単です。
プチバトーボディ(長袖)
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ベーシックなデザインは、アンダーウエアとしてはもちろん、Tシャツのように見せて着てもかわいいのが魅力的です。こちらも「第二の肌」と呼ばれるやわらかな手触りの1×1リブ編み素材。環境に配慮したオーガニックコットンを使用。
Carter’s 長袖 肌着
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肌着を超えたクオリティ!一般的なベビー用肌着より厚みのある生地を使用しており、吸水&吸湿性も抜群。しっとりとした綿100%の柔らかさで、デリケートな赤ちゃんの肌にも優しい仕上がり。とっても丈夫で洗濯よれもしにくいので、毎日洗ってどんどん着せてあげられます!
保育士、幼稚園教諭(専門家)からのコメント
白取 萌衣(Mei Shiratori)
『経歴』
- 幼稚園勤務2年。年少と年中のクラスを受け持つ
- ホテルフロント業務他レストランの衛生管理担当
『保有資格』
<コメント>
保育園では基本的に動きやすい服装、汚れてもいい服装が望まれます。
トイレトレーニングを卒業した子どもでも、遊びに夢中になっているとお漏らしをしてしまう場合があるからです。また、パーカーだけでなく華美なスカートなども装飾が遊具に引っかかってしまい、怪我の恐れがあります。
自我が芽生えて自分の服を選びたい時期の子どももいますが、安全のためにも大人が導く必要があるので、うまく折り合いをつけて子どもと洋服選びをしていきましょう。
鈴木 絵里(Eri Suzuki)
『経歴』
大学卒業後、保育士免許、幼稚園教諭第1種免許を取得し、1.2歳児の乳児クラスを受け持つ
『保有資格』
<コメント>
保育園では「自分の身の回りのことを自分でやる、やってみようとする」ということが大切になってきます。ロンパースでは、なかなか自分で着替えるということが難しくなってくるためほとんどの保育園ではセパレートの肌着を推奨しています。
またスパンコールなどの装飾がついているものは、剥がれてしまったり、剥がれたものを間違えて飲み込んでしまうという誤飲に繋がってしまう可能性もある為、できるだけ避けた方が良いでしょう。
森本 結麻(Yuma Morimoto)
元幼稚園教諭で現在は1児の母で子育て奮闘中!
『保有資格』
<コメント>
冬にタイツを履く子が多くいますが、園生活の中では排泄の際に自分で着脱するのが難しかったり、代謝が良い子どもは肌着と同様で、汗をかいてあせもになってしまったり、外で遊んでいる時に転んで穴が開いてしまったりすることがあります。
その為、寒くても出来るだけタイツは避けて長めの靴下などで調節していけたらいいのかなと思います。(園の規則によりますが・・・)
事前に園で規則やトイレトレーニングの状況、着脱の様子、体調面などを(体調に関しては場合によって、履かせたいこともあると思うので)確認していって着用を検討してください。
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