3か月を過ぎれば、新米ママも赤ちゃんとの接し方がわかってきて、今までより、少し余裕が出てくると思います。早い子は首も座ってきますので、少し長い外出にチャレンジしてみても良いでしょう。
そこで気になるのが、外出の際、赤ちゃんに帽子は必要なのか?ということ。
大人でも、帽子をかぶる人・かぶらない人がいるので、一見かぶらせなくても良い様に思いますが、赤ちゃんは自分で暑いから涼もうとか、水分補給をしようとか選ぶことが出来ませんよね。
ママや周りの人に気づいてもらわないと何もできません。泣いてアピールしたとしても、もしママが、眠いだけだと勘違いしたら…
夏場だと熱中症になったり、冬場だと風邪をひいてしまったり、小さな赤ちゃんには、かなりのストレスになってしまいます。
そんなリスクを減らすためにも、赤ちゃんにはしっかり帽子を被せてあげましょう。そこで今回は、生後3ヶ月の帽子のサイズの測り方とおすすめの選び方をご紹介していきます。
生後3ヶ月の赤ちゃんの頭のサイズの測り方
帽子選びの為に、まずは赤ちゃんの頭のサイズを測りましょう。赤ちゃんの頭のサイズは、自宅で簡単にメジャーで図ることが出来ます。
赤ちゃんの眉毛当たりを通るように、メジャーを当てそのまま、後頭部へ向かって一周させることで簡単に測れます。
生後3ヶ月の帽子のサイズ
上記の方法で測ったサイズを参考に帽子を選びましょう。新生児サイズやSSサイズなどの表記がある帽子もあります。直接店頭で被せてみるのも良いですね。約37㎝~45㎝位が一般的です。
頭の成長は、体の成長程著しくないので、少し大きめのサイズを選んでおけば、2シーズン位は楽しむことも出来そうです。
それでも、赤ちゃんの頭部は3か月で2センチ大きくなると言われていますので春・秋兼用、1シーズンで選んでおく方が無難かもしれませんね。
生後3ヶ月の帽子の選び方〜春&秋〜
春秋は夏場程暑くない為、紫外線対策を怠りがちですが、髪の毛が生えそろっていない赤ちゃんは、頭部の皮膚がとってもデリケート。帽子を被せてしっかり守ってあげましょう。ハットタイプなどのつばが付いたものがおすすめです。
また、体温の高い赤ちゃんは、この時期も汗ばむことが多いので、通気性の良い素材や、丸洗いできるものが人気です。
【UVカット】リバーシブル チューリップ ハット
安心の国産商品。お値段の割に高機能!光触媒で防臭・抗菌出来ます。
デニムハット(UVカット付き)
つばが長いので、しっかり日よけ出来ます。2wayで得した気分に。
生後3ヶ月の帽子の選び方〜夏〜
夏場は、日焼けや熱中症が気になる季節ですよね。春秋ものの特徴に加え、UVカット効果のある帽子や、ひんやり素材の帽子なども人気です。
この季節にしか被せられない麦わら帽子などもオシャレで可愛いと思います。
ハワイアンズ 麦わら帽子
ワンポイントがある麦わら帽子!男の子用ですが、女の子でも十分可愛いと思います。
つば付き ベビーキャップ
リーズナブルで可愛らしい!後ろでサイズ調整も可能なので長い期間活用出来そうです。
生後3ヶ月の帽子の選び方〜冬〜
防寒対策の為にニット帽がおすすめです。耳付きのものや、ポンポンが付いたものなどファッション性が高いものも多く防寒とともにオシャレも楽しめます。
ニット帽(うさぎ・くま)
少しお値段が張りますが、柔らかい素材と可愛いデザインが魅力的です。3か月には少し大きいので、折り返して被れば、2シーズン被れそうですよ。
ベビーニット帽(耳付き)
ざっくりとした大きめの網目が可愛い耳付きのニット帽です。頭だけでなく耳も覆ってくれるのでしっかり防寒出来ます。
いかがでしょうか?
どれも、とても可愛いですが、3か月の子には少し大きいかもしれません。
ピッタリサイズを見つけるのは難しいかもしれませんが、少し大きい帽子を被らせて、少しずつピッタリサイズに変わっていくわが子の成長を感じられるのも楽しいかもしれませんね。
生後3ヶ月の赤ちゃんが帽子を嫌がる時の対処法
今まで身に着けた事の無いものを被るので、嫌がる赤ちゃんも多いです。嫌がられたら、下記の3つを試してみましょう。
帽子に慣れさせる
家にいるときでも、機嫌がいい時に何度か被せてみましょう。根気よく続ければ、慣れてくれるかもしれません。うちの子も最初は嫌がっていましたが、大好きな抱っこひもで抱っこして、帽子を被せるとリラックスして嫌がらなくなりましたよ。
肌ざわりが良い素材を選ぶ
肌触りも重要なポイント。抱っこしている時のママの服の肌触りでも嫌がる様子を見せる子もいまよね。赤ちゃんは肌触りに意外と敏感です。日常的に観察していると、赤ちゃんの嫌いな材質がわかってくるかもしれません。
それを参考に選んでも良いですね。
被せるときのママの顔
赤ちゃんの着替えやおむつ替え、真顔でやってしまっていませんか?真剣になるあまり、真顔になってしまうことも結構あるのではないでしょうか。楽しい雰囲気で被せてあげることで、嫌がらなくなったりしますよ。
少しオーバーにでも、〇〇ちゃん、可愛い!、よく似合ってるよ!と笑顔で、語りかけながら被せてあげましょう。
保育士、幼稚園教諭(専門家)からのコメント
白取 萌衣(Mei Shiratori)
『経歴』
- 幼稚園勤務2年。年少と年中のクラスを受け持つ
- ホテルフロント業務他レストランの衛生管理担当
『保有資格』
<コメント>
生後3カ月までの赤ちゃんですと顔の向きを変えるだけですぐに帽子が脱げてしまい、帽子の意味がないと思い、被せない方もいるのではないでしょうか。
赤ちゃんの敏感肌は身体や顔だけでなく頭も同様です。赤ちゃんにとって紫外線によるダメージは火傷に近いもの、ひどく肌が荒れてしまう場合があるので、髪が濃い薄いに関わらず帽子を被せましょう。
ジャストサイズが望ましいですが、成長が著しい時期なので大きさを調整できて長く使えるものでも良いでしょう。併せて日焼け止めクリームの使用も望ましいです。PAの記号が多いものほどUVA防止効果が強いですが肌への負担も多いので、季節やシチュエーションに合わせて使用する日焼け止めクリームを選ぶと良いでしょう。
森本 結麻(Yuma Morimoto)
元幼稚園教諭で現在は1児の母で子育て奮闘中!
『保有資格』
<コメント>
赤ちゃんの頭のサイズは個人差があるので自宅でサイズを確認するのであれば、額の最も高い部分(生え際)にメジャーをあてて、後頭部の出っ張っている部分から少し下がった部分に向かって巻きつけて図ります。
余裕をもって指2本をメジャーと頭の間に挟んで図ると締め付けないサイズで良いでしょう。ゴムや紐がついている帽子は取れにくいメリットもありますがきつい事もあるので注意してみてください。
また、赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、デザインだけでなく素材や機能性にこだわってあげると心地よく被ってくれるかもしれません。
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