赤ちゃんがハイハイをはじめた!
ハイハイが始まった男の子の赤ちゃんには、どんなお洋服を着せたらいいの?
お洋服を選ぶときのポイントは?
赤ちゃんにとってのハイハイ時期とは、どういうものなのでしょうか?ハイハイ時期に、おすすめのお洋服についてご紹介します。
ハイハイ時期ってどういう時期?
赤ちゃんのハイハイ、はじめからハイハイができるわけではありません。気づくと知らないうちにハイハイはできるようになっています。赤ちゃんの成長過程をみていきましょう。
赤ちゃんの成長過程
生後4ヶ月~6ヶ月頃になると寝返りがうてるようになります。寝返りがうてるようになることは、赤ちゃんが一人で移動できるようになることのはじまりです。
寝返りができるということは、赤ちゃんがうつぶせの状態からあおむけの状態になれるということです。生後5ヶ月~7ヶ月頃になると一人座りができるようになります。
はじめは、前傾姿勢のお座りからはじまります。お座りした体制で両手を前に出し、体を支えることからはじまります。筋肉の発達と共に徐々に前傾姿勢から、手を使わないでお座りすることができるようになってきます。
このころにできるようになるもう一つのことが、ずりばいです。ずりばいは赤ちゃんのお腹と足が床についた状態で、手や足の力を使い体を前や後ろに体を進めます。
上半身を自分で起こすように、赤ちゃんとおなじ格好を赤ちゃんに見せたり、赤ちゃんの上半身を起こすように体の下にタオル等を入れ赤ちゃんの体勢をサポートしてあげましょう。
この時、赤ちゃんの体を圧迫し過ぎないように気をつけましょう。一人座りができなくとも、ずりばいがはじまることもあります。赤ちゃんの成長過程も様々で、順番通りに成長していくわけではありません。
赤ちゃんの成長にともない赤ちゃんのペースで成長は進んでいきます。生後7ヶ月~10ヶ月頃になるとハイハイがはじまります。
両手両足の力を使いバランスをとって進めるようになれば、ハイハイの完成です。
ハイハイを促す
ハイハイを促す方法もありますので、赤ちゃんとのスキンシップとしてハイハイの練習を一緒にしてみるのもいいかもしれません。
赤ちゃんが前に進みたくなるように、赤ちゃんの興味をそそるおもちゃ等を赤ちゃんの進行方向に置いてみましょう。
おもちゃを動かし、ハイハイの距離を伸ばしていきましょう。ハイハイで後ろに進んでしまう場合は、筋肉のバランスや体の使い方がうまく理解できていないことが原因と言われています。
ハイハイが後ろからはじまることも、珍しくありません。
ハイハイの様子で気をつけること
ハイハイの際、赤ちゃんの手がグーのままの場合は、赤ちゃんの手が開くようにお手伝いしてあげましょう。
ハイハイが遅い場合、単純に成長が遅い場合や股関節に異常がある場合があります。その他、知覚機能が未発達の場合や疾患の場合などがあります。
赤ちゃんの成長過程は各々様々、違います。しかし、様子がおかしい場合は専門の方に診てもらう必要があります。
診てもらうことで、あかちゃんの成長過程に問題がなければ、お母さんも安心することができます。
何かあった場合でも、対処方法があれば対処することもできます。
気になる様子がある場合は、積極的に専門の方に相談してみましょう。
ハイハイと脳の発達
赤ちゃんのハイハイ時期は、赤ちゃんの脳の発達にも大きく関わっています。1歳~2歳頃、赤ちゃんの脳は”運動神経”に関する領域と”言葉”に関する領域の発達が目まぐるしい時期です。
赤ちゃんの行動から見ても、歩けるようになったり言葉を話しはじめるのはこの頃です。同じように、赤ちゃんがハイハイをすることにより脳が刺激されます。
ハイハイをすることで、手や足を動かす為の神経が発達していきます。ハイハイすることにより赤ちゃんの行動範囲が広がり、様々な刺激を受けることになります。
脳を刺激するには、行動をさせようとするのではなく好奇心を持たせることが大切になります。行動を促し自ら行動することが、好奇心を育てることや脳の成長にもつながっていきます。
ハイハイの環境
赤ちゃんがハイハイをする環境を整えてあげることも大切です。環境を整えてあげるのは、お母さんのお仕事です。赤ちゃんがハイハイする為のスペースの確保、ハイハイをする際の安全な環境を準備してあげましょう。
大人には普通な環境であっても、赤ちゃんにとっては危険がたくさんある場合があります。赤ちゃんの目線で考えてみましょう。
まずは、口に入れては危険なものを置かないようにしましょう。赤ちゃんの体感は不安定なため、バランスをすぐに崩してしまいます。
バランスが崩れてしまった時、ぶつかって危険なものはガードしておきましょう。コンセント等、電化製品は感電しないように、それぞれ対策をしましょう。
成長に応じて引き出しを開けてみたりできることが増えれば、危険なものも増えていきます。
その都度、観察し危なくなる前に対処していきましょう。
ハイハイ時期の男の子の服はどんなのがおすすめ?
赤ちゃんのハイハイ時期、男の子、女の子で区別は特にありません。気をつけなければいけないことは、赤ちゃんの成長を妨げないようにすることです。
ハイハイするときの足の動きに注目です。足やお股部分がだぼついていたりするお洋服よりも、体になじんだラインのお洋服がおすすめです。赤ちゃんの様子を観察し、その時の赤ちゃんの活動の妨げになっているようであれば合ったものに変えてあげましょう。
ロンパースやカバーオール等のお洋服がまだ着れるようであれば、パジャマとしても活用できます。セパレートのお洋服が良さそうであれば、赤ちゃんの成長に合ったものを選んで着せてあげて下さい。また、カボチャパンツのような足(膝)が動かしやすいお洋服もおすすめです。
夏であればそのままで大丈夫ですが、春秋などはレッグウォーマ等をつけてあげたり寒くないようにしてあげましょう。
冬であればレギンス等をはかせてあげましょう。タイツは足先が隠れてしまい力が入りにくくなるので、足先が隠れないレギンス等がおすすめです。お洋服の上半身部分も、あまり大きすぎてハイハイの妨げになるようなものは時期をずらして着せてあげましょう。
袖口をまくったり裾口をロールアップして問題がないようであれば、大きめのサイズでも大丈夫です。
ハイハイ時期の男の子の服のサイズ
ハイハイ時期は標準的みると生後7ヶ月~10ヶ月頃にあたります。生後7ヶ月~10ヶ月頃の標準的な赤ちゃんのお洋服のサイズは、70サイズ~80サイズです。
ハイハイが早く小柄な赤ちゃんであれあば70サイズ、ハイハイが遅めの赤ちゃんで大きめの赤ちゃんは80サイズが目安になります。
赤ちゃんの成長は、男の子、女の子に関わらず個人差があります。またハイハイの時期が夏であれば、半袖や短いズボン等をはいているので多少サイズが大きくても大丈夫です。
ブランドによってもサイズ感が違っていたり、月齢の標準的なサイズを選んだのにサイズがあわないこともありますので気をつけましょう。
ハイハイ時期に限らず、赤ちゃんの活動の内容を考えたサイズ感のアイテムを選んであげましょう。
何かのはずみに、思考が大切なポイントからそれてしまう場合もあります。お洋服に限らず不安なことや分からないことは経験者に聞いたり、様々な立場の人と交流を持つことで自分では気づかなかったことに気づくことができます。
他の方とのコミュニケーションは、お母さんのストレス軽減につながったり、赤ちゃんと他の人とのかかわりが増えたり良い面がたくさんあります。
子育ては一人だけでできることではありません。
子育てをきっかけに、様々な人との関わりも大切にしていきましょう。
「ハイハイ時期」男の子のおすすめ服
ミラクルファー パンツ
ミラクルファーは両面が柔らかいからbabyの敏感なお肌にもとっても優しいので、おすすめです。
ストレッチパンツ
カラー豊富だけでなく、ストレッチ性があり動きやすいので、おすすめです。
NEXT ロンパース
春夏にぴったり長袖足なし・足ありのロンパースです。冬は足有り、春・秋頃は足無しで使い分けすると、より便利でしょう!前開きなのでお着替えも楽チンです。
カーターズ ロンパース
長袖ロンパース、春・秋は1枚でも着れますし、冬は肌着としても活躍できます。
着ぐるみ ロンパース
可愛すぎて、思わず笑みが出てしまう『着ぐるみロンパース』。丈夫な二枚生地仕立てです。うさちゃん耳で、癒されます。
ダブルジップ ロンパース
ダブルジップで着脱簡単!色もカラフルで可愛いくて、おしゃれです!
腹巻付きパジャマ(7分丈)
コットン100%のやさしい肌ざわり!人気の腹巻付きパジャマです。寝相の悪いお子様にピッタリです。
コットン100%で様々な模様があり、子供が好きなパジャマを選ぶことができます!
devirock 7分袖Tシャツ・ズボン
シルエットにこだわった『7分丈裾のTシャツ&リブパンツ』。肌ざわりが良く吸汗性にも優れた綿100%素材で作られています。締め付けが少なく動きやすいにもかかわらず、程よいゆとりできれいなシルエットを実現。リラックス感のあるお出かけコーデにはもちろん、シンプルなデザインなので通園通学着にもおすすめな7分丈のTシャツとズボンです。
Amorosa mamma オーガニックコットン ベスト
Amorosa mamma(アモローサマンマ) 天使の糸のオーガニックコットンのベビーベスト。刺しゅうが可愛い【小さな森の動物シリーズ】のベストです。ベストは袖がないので赤ちゃんの腕の動きを妨げず、着脱がしやすい体温調整に便利なアイテム。やわらかでふんわりしたシンカーパイル素材で、汗を吸収し、赤ちゃんを優しく温めます。寒い季節だけでなく、朝晩の冷え込みや夏場の冷房対策にもOK!お風呂上りにもお勧めです。
Nayuta オーガニックコットンベスト
日本のオーガニックコットン専門ブランドNayuta(ナユタ)のオーガニックコットンベスト。パーカーやトレーナーに使用される裏毛素材で作った前開きのベストです。温度調節が難しい小さなお子様に重宝するアイテムです!丸いポケットも可愛いデザインとなっています。
ラルフローレン ロンパース
ラルフローレンのブランドロンパース!お祝い時やプレゼントでも活用できそうですね。
半袖ロンパース(春・夏)
丈夫でお肌に優しいコットン素材で、部屋着でもお出かけ着でも大活躍!前開きで、着替えやおむつ替えに便利です。
7部丈・半袖ロンパース(綿)
カラーバリュエーションが豊富なロンパース。沢山汚すので多めに持ちたい方におすすめです!
半袖ロンパース(Girls)
可愛い模様のロンパース!暑い時期も一枚で過ごせるので便利です。
Carter’s ロンパース
綿100%素材の半袖ロンパース。前開きスナップボタンでお着替えラクラクです。暑い季節に1枚でサラっと着れる可愛いロンパースとなっています。
Carter’s ロンパース(アウトレット)
Carter’sのロンパースの訳あり商品!お得にお買い物したい方はこちらから!
CAMPFREE ロンパース
ベビーだってかっこ良く着こなしたい! ロゴをシンプルにあしらった半袖ロンパースが大人っぽく、オススメです! Tシャツとお揃いを楽しめるので、兄弟お揃いでも着るのもおすすめです。 ベビーに嬉しいコットン100%で肌に優しいのもうれしいポイントです。
ベビーロンパース(コットン100%)
生地と作りがしっかりしていて、洗濯してもへたれにくい商品となっております。シンプルな肌着が欲しい方におすすめです。
Anna Nicola ベビー ベスト
ベストも一枚持っているととても便利です。さっと着せられて、動きやすいので子供も嫌がらずに着てくれます。
ベビーパンツ・レギンス
モンキーパンツでハイハイしている後ろ姿は本当にかわいいです!アンヨが始まってからも、動きやすいのでお子さんも好んで着てくれると思います。
スリーパー タオル&ガーゼ
こちらのスリーパーは内側がガーゼ素材で、綿100%で日本製なので安心です。綿は通気性がよいのでムレないですし、オールシーズン使える素材だと思います。シンプルなデザインなので、長く着れそうですね。
ガーゼ スリーパー
6重ガーゼのスリーパーです。やわらかく、着心地もよさそうですね。両サイドと肩のスナップボタンでとめるタイプなので、ねんねの頃の赤ちゃんに着せやすくて便利だと思います。柄もとてもかわいいです!
はぐまむ ベビースリーパー
綿毛布でできたスリーパーです。2wayになっていて、そのままベストのように着せることもできるし、裾にボタンがついているので、ロンパースのようにも着せられる優れものです!裾のボタンのおかげで、めくりあがるのを防止してくれるそうです。確かにうちの子も、時々スリーパーの裾があがってしまい、足が寒そうになってしまっている夜もありました。こちらのスナップボタンで留めておけば安心ですね!
kukka ja puu フリーススリーパー
バースコンサルタント(専門家)からのコメント
古市 菜緒(Nao Furuichi)
『経歴』
1万件以上のお産に携わってきた助産師。産前・産後セミナー講師として5000人以上の方々へ講演。世界でも助産師のレベルが高いニュージーランドとオーストラリアでの2年の海外生活を経て、帰国後バースコンサルタントとして独立。現在は主に35歳以上の高齢出産の方々を妊娠期からサポートする活動に従事。
- サイト:バースコンサルタント:古市菜緒 (https://mosh.jp/birth-consultant/home)
- ブログ:バースコンサルタントCAFE (https://birth-consultant.com/)
『保有資格』
<コメント>
ハイハイをする時期は、よだれが多く出る時期にもなります。そのため、スタイ(よだれかけ)を常につけている状態のことも多いでしょう。
ハイハイをする際に気を付けて欲しいのが、装着するスタイの大きさです。大きすぎると、赤ちゃんの手でスタイを踏んでしまい、ハイハイする際に自分の首を絞めてしまったり、前のめりになってバランスを崩す可能性があります。また、大きすぎるとハイハイから横になる場合に、赤ちゃんの顏にスタイが覆いかぶさってしまう危険性があります。
スタイの大きさは、赤ちゃんがハイハイしても床につかない程度の長さで、上向きになっても赤ちゃんの顏を覆うことのないような大きさが目安です。そのため、タオルをスタイ変わりに使用するのは避けて下さいね。
なおさら目が離せなくなる時期ですが、本人の好奇心を温かく見守り楽しくハイハイできる環境を作ってあげてください。
コメント